「頭痛で頭が重くて仕事のパフォーマンスが上がらないし、副業も頑張れない状態。しかも憂鬱な気分にもなってしまって、この頭痛をなんとかしたい。」
という悩みに答えます。、、と言い切るところまではできませんが、この頭痛の辛さはよくわかるので、1つの可能性を提示できたらと思っています。
この記事を読んでいただくと、「頭痛の原因を突き止めることができる可能性がある」「その頭痛の対象方法がわかる」ように説明をさせていただきます。
記事の内容
頭痛の原因は「鼻」だった
鼻に行き着くまでの僕の体験談
頭痛で同じ悩みを抱えている方のために、僕自身の症例と似ていないかどうか確認をお願いできればと思います。
まず僕自身はけっこう頭痛持ちなので、わりかし普段から頭痛だったり、頭が重くなった時はバファリンを愛用しているタイプでした。
そして、夏の終わりの8月末から秋の9月末くらいまで「あれ、なんか頭が思いし、憂鬱な気分になっているな」と感じました。
頭が重いから思ったように仕事が進まないし、ちょっとしたプレッシャーでものすごく憂鬱に捉えてしまって、
「もういやだ、もうやりたくない」という気持ちになりがちだったんです。
発熱感もあるから「風邪かな?」と思って体温を測ると熱はない。いっそ風邪なら何が原因かわかるから安心なのに、、、
これまではこんな気分になった時に、バファリンを飲めばほとんどが症状が緩和されていたので、「あれ、バファリンが効かない、やばい」という状況になりました。
この時の僕に出ていた症状は以下のものです。皆さんの症状と照らし合わせてみてください。
- 憂鬱な気分になる
- 頭が重い感じがする
- ちょっと咳が出る
- 若干呼吸がしにくい
- 熱がある感じがする(実際に測ると平熱)
- お腹が少し重い感じがする
- 鼻の奥が少し重い感じがする
- たまに飛行機に乗った時の耳が塞がる感じになる
頭痛のせいでやりたいことを進められなくて、頭痛で仕事が終わらなくてプレッシャーが余計に増えてそれがまたストレスになって、という負のループになりそうだったので、このままではダメだ!
そう思って、診察を受けることにしました。
以前一度だけ、蓄膿による頭の重さを経験したことがあったので、今回もそれではないか?と思って「耳鼻咽頭科」の病院に行きました。
蓄膿:鼻の中にある副鼻腔(ふくびくう)という部位が炎症で腫れたり、そこに膿(うみ)がたまったりした状態を指します。
結果、副鼻腔炎ではないかと診断されました。原因がわかって一安心です。
この副鼻腔炎といいう病気は急性と慢性を合わせるとなんと1000-1500万人も毎年かかっているそうです。そして、自分では気づきにくい。
その日はネブライザで薬液を吸引し、薬をもらいました。ちなみにもらった薬は以下のものでした。
- カルボシステイン錠(たんや粘液を溶かし、たんや鼻汁を出やすくする)
- ビオフェルミン錠(腸内細菌のバランスを整え、腸の調子を改善)
- ジェニナック錠(細菌の増殖を抑え、感染症を治療)
- レパミピド錠(胃の粘膜を保護修復、潰瘍や炎症を改善)
- カロナール錠(炎症を抑え、痛みを和らげる。発汗を促し熱を下げる)
ネブライザでまず少しよくなった気がするのと、薬でかなり頭の重さが軽減された感じがします。
しかし、慢性化している人の場合だと、2,3ヶ月通院しながら様子をみなければならないケースもあるそうです。僕の場合は何週間で治るのやら、、、
※ちなみに、バファリンが効かない症例に以下のものが記載されていました。
頭蓋骨、頸、眼、耳、鼻、副鼻腔、歯、口あるいはその他の顔面・頸部の構成組織の障害による頭痛あるいは顔面痛
副鼻腔炎による一般的な症状
- 鼻づまり
- 粘度の高い鼻水がのどに落ちる
- 頭がぼうっとする
- 頭痛がする
- 顔を動かすと頬の奥が痛い
- 咳が出る
僕の時の例と似ていますね。ただ、熱っぽく感じるとかは人によって差があったりするのかもしれません。
副鼻腔炎の原因
急性と慢性がありますが、かんたんに説明すると、
急性=ウイルス感染して発症。1ヶ月くらいで自然に治る。
慢性=急性のものが慢性化してしまって、3ヶ月以上続くもの。副鼻腔に膿(うみ)がたまってしまった状態。昔の言い方だと蓄膿症です。
副鼻腔炎の治療方法
病院へ行こう
- 耳鼻科へ行く
- 耳鼻科から薬をもらう
- 言われた通りにまた診察に行く
、、、はい。基本的にはこれしかできません。が、しかしネットで書いてあったことを自分で試してみて効果があった自分でできる対策を書きますね。
試してみて効果があった自分でできる方法
①甜茶を飲むこと
花粉症には甜茶が良い!とか聞いたりしませんか?家に残り物の甜茶があったので飲んでみたんです。、、、うまい!
じゃなくて、僕の場合は飲んだ後に症状が安らいだ感じがしたんですよ。なので、甜茶は症状の一時的な軽減に効果がある場合があります。
ちなみに下記のような研究事例があるようです。
通年性鼻アレルギーに対する甜茶エキスキャンディーの臨床的検討(1995年,鵜飼 幸太郎, 雨皿 亮, 坂倉 康夫)によると、患者21例に対して、4週間甜茶キャンディーを投与すると「有用」以上の効果が47.6以上であった。
要するに、効果ありとしていいんじゃないか、という結果ですね。
②なた豆茶を飲むこと
ちなみに「お茶 副鼻腔炎」とかで検索すると、なた豆茶の方がよく出てきます。僕は検索してすぐに書いました。
こちらも一時的な症状緩和に役立ってくれています。
③鼻うがいをすること
ハナノアという鼻から専用液を入れ込んで、もう片側の鼻から液を出して清掃するというものが薬局で売っています。
こちらもちょっとスッキリしたような感じになったので使えます。
④鼻水をかむ・たんをだす
これは意識的にたんを出そうとしたり、鼻水を噛んだりしたら、僕の場合は症状が緩和されたのでよかったらお試しください、というくらいです。
僕の場合は、副鼻腔炎だったのですが、他の似たような症状の出る症例があるので紹介しておこうと思います。
「鼻」系の病気にも種類がある
副鼻腔炎 or 上咽頭炎
この2つ何が違うのか?
部位が異なります。冒頭の画像をみていただければと思いますが、以下の違いがあります。
副鼻腔:小さな穴で鼻腔と繋がっている顔の左右に4つずつある空間。
上咽頭:名前の通り喉の上の方です。喉と鼻は繋がっているので、どちらの症状なのかわかりにくいところです。
上咽頭炎について
急性と慢性について
急性上咽頭炎:ウイルスや細菌が喉で増殖して風邪っぽい症状を起こす。抗生剤や抗菌剤で治る。
慢性上咽頭炎:ウイルスや細菌の持続的感性や、寒冷やウイルスで慢性化。病巣となってしまって他の不調を起こしたりする。抗生剤や抗菌材では治らない。
慢性上咽頭炎の主な症状
- つばを飲むときのどが痛い
- のどの奥が詰まった感じがする
- のどがイガイガする
- 肩こり、首こり
- 頭痛
- 鼻づまり
- 朝起きるとたんが絡む
- 咳がいつまでも続いている
慢性上咽頭炎が起こる理由
- ウイルスや細菌による感染
- 自律神経の乱れによる影響(免疫低下の悪循環)
慢性上咽頭炎の治療
先ほど僕は、慢性上咽頭炎は抗生剤や抗菌剤では治らないと書きましたが、ではどうやって治すのか?
現在使用されている方法としては、「上咽頭擦過療法=EAT=Bスポット療法」というものが使われているようです。以後はEATと呼びますね。
EATは「塩化亜鉛の溶液を染み込ませた器具を鼻と口から入れて上咽頭をこする」治療方法です。
聞くからに痛そうですが、これで不快すぎる頭痛や不調が治るのならやりますよね。
この上咽頭炎については、まだあまり周知されきっていない症状みたいなので、EATについてもクリニックによっては扱いがないかもしれません。
今回、僕は以下の本をみて勉強したので、悩んでいる方はご覧ください。フルカラーの大型本だったので大変読みやすいです。
扶桑社の「長引くその症状の原因、鼻の奥にあった!!慢性上咽頭炎を治せば不調が消える 監修:堀田 修」
まとめ
今回はあまりにも僕の頭痛が辛くて、頑張りたいのに頑張れない状態になってしまったので、同じ症状に苦しむ人に届けば良いと思って、この記事を書きました。
僕は医者ではないので、もしかしたら自分は鼻からくる頭痛かも、、、と思えたら診察を受けてください。
頭痛なんかで人生が楽しく無くなるのは大変もったいないと思います。頭痛の可能性の1つの提示として役立てたのなら嬉しいです。
ベストなコンディションになれることを祈念しています(^○^)